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| 1９９１．２．１９ | 燃料満タン？ |
オーバーヒートでした |
本題に入る前に、状況（背景）の説明をします。 エンジン編「２サイクルと違う！」でも触れますが、当時エンジンがへたっていて、かなりオイルを 消費していました。 およそ１０００ｋｍ走行で１ｌもなくなるのです。オイル上がりとオイル下がりの 両方が起きていました。 すでにこの事件の前、１９８９．７．２５に若干のオーバーヒートを起こしていました。水温計の針が Ｈライン手前にまで上昇したのです。このときには、サーモスタット・ラジエータホース・ＬＬＣを交換 しています。 そのため、エンジンオイルをつぎ足し、走行中は水温計に注意してたのですが・・・ この日は知人宅に出かけている途中でした。 この知人宅、簡単に言えば山の上にあって、急激な坂道を登っていくのです。 へたったエンジンですから、当然パワーも不足気味で、エンジン回転の割には登らないという 状況でした。 オイルの焼けた排気ガスがモクモクと出るばかりです。
もう最悪の状況でした。 Ｈラインをとっくに通り越していたのです。 知人宅に到着後さっそく点検。エンジンはカリカリ、白煙はもうもう、ラジエータキャップを開けて みると ＬＬＣが蒸発して減っている・・・ よくまぁ登り切ったものです。とりあえずそのときは水を追加して冷ますしかなかったのですが、 この後からはさらにエンジンの具合が悪くなりました。 オイルは１０００ｋｍ未満でも１ｌ消費、１９９１．６．６には再びオーバーヒート発生・・・ １９９３．１２．２８ エンジンのオーバーホールをするまで、エンジンオイル量とＬＬＣ量の点検は 日常茶飯事となりました。 １９９４．９．１２にはコア増しラジエータを取り付けしましたが、水温上昇傾向は改善されず、何だ かんだ手を入れた上に見つけたのが水温計の不良です。Ｈラインを通り越したために、へたって しまっていたようです。 １９９５年に交換してやっと水温上昇の呪縛から解放されたのでした。 |
| ２００１．１１．１９ | 何でまた？ | オーバーヒート−その２ |
また大きなのをやってしまいました。 この日は仕事で外出していたのですが、その帰りにまさかのオーバーヒートでした。 後で考えると予兆がありました。車内で微妙にＬＬＣの臭いがするのと、フロントウィンドウが曇る のではなくて水滴が着いていたのです。 夕方の時間帯、そこに到着するまでは何事もなかったのに、帰る際から異変が発生し始めました。 窓に着く水滴が増えてるのです。 それまでは多少の付着でもありましたので、湿度の関係でそうなっているのだろうと思っていた のでしたが、このときの量は半端ではありません。 ようやく水温計が徐々に上昇していくのがわかりました。ヒータもフル稼働させているのですが 改善されません。 時間も時間なので道路は渋滞、真っ暗です。どこか脇によって点検するにも場所がなく、近くの ガソリンスタンドに行こうとしたのですが・・・ 通常１０分もかからない距離なのに、もう軽く３０分を超えた上にまだ半分ほどの位置です。 すぐ先にスタンドが見えるのに到着できない、水温計はＨラインに到達と焦るばかりです。 とにかく停車している間はエンジン回転数を上げて風量を稼いだのですが、とうとう禁断のＨライン を超えました。 その約５分後、やっとスタンドに到着。とても長く感じました。 「オーバーヒート！」 そう叫んで突入！ 冷却水の点検をするとかなり減ってました。
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