happening&trouble  ハプニング&トラブル



 
1989.3.30 走行0Km?  


 記録原簿とデータベース帳票

   入手して以来、一時期を除いて”運転記録”というものをつけて
  います。
   単なるメモ書きなんですが、日付・距離・行き先・経由地・整備・
  修理・給油などを記録しているのです。

   それをデータベースに入力して、必要情報だけを取り出して
  います。おかげで、このページを書く際に役立っています。


   しかしその根拠が崩されるハプニングがこの日起こりました。

   いつものように走って、記録をつけようとノートを取り出し、メーターを見たら・・・

   64510.7Km・・・ 「ん? 何かおかしい」 「(走行距離に比べて)少ないゾ」
   途中で故障し、積算距離のカウントが止まったようです。試しに少し走ってみましたが0.1Km
  単位のリング(右下写真:黄色文字)が回りたそうにカタカタしながらも動かない状態でした。
   こうなると記録のつけようがありません。

   ダメ元でメーターを手配しましたが、入荷するまで時間がかかり
  ます。
   その間の記録は推定距離での記載とならざるを得ませんでした。
   入手した時点での距離が約61,000Kmでしたので、約半年
  3,500Kmほどの”寿命”でした。
   不動状態が長かったので、機構部分に無理がかかったので
  しょうか?

   幸いなことにメーターが入荷し、6/20に交換しました。
  推定64,750Km時点です。

 2005.9.15現在の距離計
 全走行は113,384.8Kmです

   しかしそのメーターも約2年後の1991.1.4 約6,000Km時点で止まってしまいました。
   このときはメーターケーブルスリーブのOリングを交換し、メーター自身は修理してもらっています。
  この時点でもう新品の在庫がなかったのかも知れません。

   後で聞いたのですが、オドメーターをバラして組み直せば(オーバーホールかな?)、うまくいく
  場合があるそうです。

   以後14年、問題なく距離をカウントしてくれていますが・・・

   何が起こるかわからないものです。

2004.8.* 花火、雷、火花? 接触不良でした 


 シガレットライターソケットから火花が

   この日は某企画に参加するため関東方面へ遠征。その帰路の
  途上で起こりました。

   天気は雷を伴う雨。 
   なのに各地で花火大会が催されていて、高速道路上から大輪
  の花火と稲妻が見えるという、不思議な光景のなかを走って
  いました。


   途中、休憩と渋滞情報確認のために寄ったサービスエリアからも遠くの花火が見えてました。
   花火がパッと開いたそのあとに”ドンッ”という音が聞こえ、さらに稲光が青白く光るのです。

   暑い季節ですし、雨で窓が開けられませんので扇風機がフル稼働です。
   この頃はまだセンターコンソールとアクセサリー電源を取り付けていなかったので、シガーライター
  ソケットから電源を取っていました。
   さて”出発”とエンジンをかけ、扇風機を作動させて動き出したそのとき・・・

   パッと光る稲妻に反応したラジオの”ガリッ”という音とは別に
  ”バチッ”という音と橙色の火花らしきものが目に入りました。
  そして扇風機が止まったのです。

   接触不良ということはすぐわかりました。シガーライターソケット
  が緩んでいたのです。
   クルマはまだエリア内だったので駐車スペースに止め、修理を
  始めました。

 インスツルメントパネル裏側にある
 固定金具が緩んでました
   過去の記憶ではインスツルメントパネルの下から手を入れて、裏側のねじを締められたハズ
  だったんですが、手が届きません。 仕方がないので、可能な限り締めて出発しました。
  ”バチッ”といっては止まる扇風機のプラグをゴリゴリさせながらの運転でした。


 ラジオ取付穴から左のソケット裏側を操作します

   後日見てみますと、とても締められる位置では
  ありませんでした。 勘違いです。
   灰皿とラジオを外し、ラジオの取付穴から手を
  入れて締め直しました。

   意外と緩みやすいところなので、ちょくちょくと
  点検していたんですけどね・・・

2006.9.3 バッテリーの怪 比重不良? 


 外見&電圧は問題なかったんですが・・・

   この日は4th JMTM。リアスプリング改善の途中でしたが、
  作業を中断して元通り組み立てて参加することにしました。

   前々日、長期に渡ってジャッキアップしたままでしたので、
  バッテリーを丸一日かけて充電し、前日に点検走行を実施、
  問題箇所がないか確認を済ませました。

   そして当日。
   朝の出発時、スターターを回そうとしたら・・・・・ 


   "カチッ"というだけで回りません。 「あれっ? 昨日はかかったのに・・・」
   バッテリーの電圧は特に問題ありません。時計も正常に動いています。ルームランプも点灯。
   ETCも"♪♪♪ カードを入れて下さい”と催促してます。

   「またスターターモーターの故障??」
   ちょうど1年ほど前に回らなくなってしまって、その際にオーバーホールを済ませたのですが・・・

   日曜日ですからクルマ屋さんは休み。 原因を調べて修理
  しようとしましたが、時間がかかります。

   それでは企画が終わってしまうので、やむなく別のクルマで
  参加することにしました。

   20年前のクルマですが、オートマ・エアコンつきは快適です♪
   『あれっ? サニーは??』と聞かれまくりましたけど・・・・・

 これがもう1台のクルマ
 1986年式E-FJR31スカイラインです
   翌日、クルマ屋さんに救援要請をしました。
   クルマ屋さんも一瞬絶句です。 一年ほどでオーバーホールしたスターターモーターが動かなく
  なったのですから。

   救援車とジャンプコードで接続、始動してみてら、かかりました・・・  あれっ???
   症状と経過を説明したら、『・・・比重不良かな?』とのこと。 
   そういえば・・・ バッテリーを充電した際、6つあるインジケーターのうち1つが充電不足の表示
  のままでした。
   過去に数度過放電をしていたので、とうとう今回ダメになったようです。

   クルマを長い期間動かさずに作業をする際は、バッテリーを外すのと、放電しきる前に充電する
  ことのようです。
   しかし、電装品は正常に作動して、スターター始動はダメという中途半端なヘタリ方があるんです
  ね?? 

2007.3.10 アンテナ − なぜ割れたの? 応力集中? 


 外見は何も問題なし・・・
    1st ALL NISSAN FESTIVAL IN SUZUKA-CIRCUITに参加
  した帰り道に珍現象が発生しました。

   鈴鹿から大垣へ寄り道しましたので、帰りは高速道路です。
  いつもラジオを聞きますので、養老SAでアンテナを引き出し、
  雨も降ってましたので安全速度(?)で走ってました。

   時折小石を巻き上げるのか"カチ、パリ"といった音が室内
  に響きます。 いつものことなのですが、なぜか気になります。

   ショックアブソーバーの減衰力を前日に調整したのですが、雨の中での揺れ方が変化していて、
  これも気になり始めました。
   こうなると点検してみたくなります。 ホイールの小石を除去するのとショックの調整をするため
  草津PAに立ち寄りました。
   飲み物も買いたかったので、いたずらをされないようアンテナを下ろそうとしたその時・・・・・

   "バキッ!、チャリン〜!"   「???!」
   何かが落ちる音がして、次の瞬間アンテナが
  グラグラになってました。
   音のした方向を見てみると、何やら部品が
  落ちています。
   フェンダー内にある角度を調整するための
  スペーサーでした。

   もうこうなるとアンテナはグラグラです。
   上部の固定ナットを締めても締まりきること
  はありません。
   このまま走れば固定ナットも緩んで飛んで
  アンテナが脱落、ヘタをすればホイールに
  絡まってしまいます。
   仮止めするにも、ガムテープや針金を持ち
  合わせていません・・・

 割れてしまったスペーサー 元々はこんな形です


 ここについてる部品です  なくなればスカスカです

   となると外すしかないのですが、配線を外さないとダメです。
   「アンテナの配線って、ラジオの裏側までコネクタなしだっけ?」 思い起こすこと10数分・・・


    ラジオはダッシュパネルの下から外しますのでコンソールが邪魔になります

  ラジオの裏側まで1本の線
 となると、センターコンソール
 を外してラジオを外さないと
 無理です。
  暗がりの中でコンソールの
 配線を外して、ラジオの取付
 を外すのは大変な作業です。



   とにかくアンテナから配線を追ってみます。
   夜中ですから懐中電灯で照らして、雨が降っていますが傘なんか差していられません。
   フェンダーからエンジンルーム、そして室内へと辿ってダッシュパネルの下、グローブボックス
  の下にコネクタらしきものに遭遇 (^o^)  「ラッキー♪♪\(^o^)/」

   あとは楽です。
   そこのコネクタを外して、アンテナ線を引き出して外すだけですから。

   何であんな金属の部品が割れたんでしょう?
   鋳物のようですので、鬆が入っていたのでしょうか? それとも応力が集中したのでしょうか?

   大事に至らなくてよかったのですが、変わったトラブルでした・・・・・