happening&trouble  ハプニング&トラブル



 
1994.9.12 涼しげな噴水!?
フュエルホースパンク

   ブレーキ編「踏んでないのに・・・ 自動でブレーキが!」と並ぶ恐怖のトラブルがこれです。

   この日はエンジンルームに錆止め塗料を塗るのと、キャブ調整をしようとしてました。

   ボンネットを開け、エンジンをかけて暖気・・・ その間ヒマですので、エンジンルームに回って
  何気なしに覗いたんです。
   エンジンのシャカシャカした音に混じって、かすかにジョボジョボという音が聞こえてました。

   「どこか漏れてるのかな?」
   ラジエータのコア増しをしてもらって、取り付け間もない頃でもありましたので、そのどこかの
  締め付けが足りなくて、漏れているのかと思ったのです。

   ラジエータ周辺各部を見てみますがどこからも漏れていません。
   ヒーターホース周辺の部分も見てみましたが、そこも漏れていません。


   「おかしいなぁ」
   音のする方向を辿ろうとしても、エンジン音でよくわからないので、片っ端から見ていくことに
  しました。
   進行方向左側のキャブ周りから手前のラジエータ、そして右側のブレーキマスターと見ていた
  その瞬間・・・

   「※○×△〜!!」(←パニックで声も出ません)
   すぐさまエンジンを止めました。

   ブレーキマスターの下側、エンジン横に着いている
  フュエルポンプ直近のホースからガソリンが噴水の
  ように噴き出していたのです。 高さにして10cm
  ほどでしょうか。

   左写真に見えるホースバンドのすぐ脇からです。

   「・・・・・」
   しばらく茫然としてました。

   すぐ上に点火プラグがあります。 エンジン近くなので高温にもなります。
   もしこの日、ボンネットを開けず、点検もせず走り出していたら・・・・
   いま思い起こしてもゾッとします。

   フュエルホースをストックしてましたので当然交換しましたが、このホース結構弱いと思います。
  今年(2005年)になって、別部分ですがちぎれてましたから・・・

   ですので、いつのものかわからないホースを使っておられる方は、早めに交換をおすすめします。
  走ってる最中に出火というのはシャレになりませんから。

2005.7.27
2005.8.5
逆噴射〜! フュエルキャップ?

   真夏の酷暑と原油価格急騰のなか、贅沢なことにガソリンを噴射しました。

   7/27 いつものスタンドに寄ってガソリンを満タン給油して、久しぶりに高速道路を走った
  その後・・・


 当初ついていたフュエルキャップ

  名神大山崎インターチェンジを降りて料金所を出た
 際に他車のドライバーさんから御指摘を受けました。
 『後ろからガソリン漏れてるで』

  「エェッ?!」 もうビックリ仰天です。
  国道の脇に止めて、後ろに回ってみました。確かに
 ガソリンの臭いがしてます。
  しかし、どこから漏れているのか見当がつかないの
 です。




   過去に給油口近くのブリーザーチュ−ブから若干量漏れたということはありましたので、チューブ
  出口がある右後ろを見てみましたが、漏れた形跡がありません。

   でも、後ろについて走っておられたクルマからの指摘です。
   漏れているのが見えたのですから相当量出た形跡があるハズなんですが、なぜか見つけられ
  ませんでした。


   そしていよいよ(?)8月の5日・・・
   気温36.9℃・室内温40℃超過というこの日、少し涼みに北山方面へ出かけてみたのです。

   八瀬大原を抜け、マニアに有名な国道477号線に入ります。
   「いつからこの道 国道になったんや?」 昔は府道のハズでした。片側1車線もない狭い道で、
  しかも最大18%の勾配区間は未舗装だったのですが、いまは少し拡幅され、全線が舗装に
  変わっていたのです。

   その急勾配ヘアピンカーブの続く道を元気よく登って、峠で止まったら・・・
   『給油口からガソリンが漏れてるで』 後続のドライバーさんからまた御指摘があったのです。

   今度はもうスゴイ状態でした。
   給油口から下、左後ろフェンダー全面とホイール・タイヤにガソリンがベッタリ付着しているの
  です。 薄茶色に染まってました。

   「このことか・・・」 「キャップがダメなのかな」 「これだとさすがに危ないなぁ」
   『下にマフラーがあるから、その熱の影響があったのでは?』 後日援助を求めたわがClubの
  会長からの御指摘です。 でも、そのときはエンジンかけっ放しで見てたんですから、のんきな
  もんです。

   そこからは久々の恐怖体験運転です。「もう、漏れるなヨ」 「引火だけは勘弁してや」
   幸い無事に帰れましたが、何かしら対策をしないと危険です。

   『フュエルキャップのラバーが劣化してませんか?』 『夏場は満タン給油しない』
  『構造上 ガソリンタンクやトランク内をマフラーの熱で加熱してしまいます』・・・
  「おぉ〜、そうなんや!」 いただいたアドバイスを見てただただ感心するばかりです。

   結局マフラー熱からの遮断対策はしなかったのですが、あと2つのことは行動に移しました。
   「”満タン”といってもオートストップまでにしてネ」 スタンドマンさんにお願いしました。


   キャップのラバーは、ホームセンターへ使えそうなもの
  を探しに行きましたが、耐油性のあるものがなくて断念
  し、クルマ屋さんに相談しました。

   『同じようなものを手配してみます』
   当面入荷するまでの対策として、裏返してラバーを
  取り付け直してもらいました。

   それからは再発していません。
 

 裏返して取り付けたラバーパッキン
   待つこと約3週間。
   入荷していたのに連絡がなくて(!)、寄ってみたら 『はい、これ』 「!?・・・・・」
   まぁ、催促しなかったボクも悪いんですけどねぇ〜


 新しいキャップです             その裏側

   ともかく、試しに取り付けてみたらジャストフィットでした。
   閉めるとき少し堅いのですが、これが本来の具合なんでしょう。後継車種B110用だそうです。

   来年の酷暑のときにどうなるのか、楽しみです・・・